ノマイェイ

大学でフランス語、中世哲学を受けた後、自宅へ戻ってネットで就職情報をチェックしました。
ぶっちゃけた話、本当に進学しても良いのかと悩んでおります。
今ならばまだぎりぎり就活に間に合うので、どこかで採ってもらえる可能性は無きにしもあらずと思うと、余計に。
それにバブル以来の波が来ていますしね。
進学しても学ぶのは2年、修士までです。
博士まで行っても、需要がある専門でもないので……。
というよりも、これ以上、親に世話になりたくない*1っていう思いが強いのもあるのです。
それで、ふらふらと、進学か就職か、今でもよろめいております。


晩からはラテン語授業のプチコンパ。
先生と学生3人です。
料理が非常においしくて、楽しい話もできました。
なにより、先生のキャラが面白い。
明らかに酔ってましたが(笑)、酔っても楽しい話をしてくれる方は、今まで会ったことがなかったので嬉しかったです。
というわけで、わたしも非常に良い気分。
お酒はそこそこで、酔っているわけではないですが、十分に楽しかった。
こういう飲みならばいくらやってもいいんですけど。
っていうか、先生、地下鉄のホームで写真撮らないでくださいね。
あと、電車の中でもwww


進捗状況
『PigeonBlood』261枚


クライマックス①6日目。
今日はさらに調子悪く、始めの15分ほど一文字も書けませんでした。
最近は起床後、30分以内には書き始めてますけど、寝ぼけているとうことはないので、今回にはびっくり。
書けなかったというよりも、文字が出てこなかった。
その後は何とか進めて5枚です。
明日でクライマックス①は終える見積もり。


う〜ん、進路に悩んでるのは、物語を書くのも関係してる、いや問題の根幹なんですよ。
この1月から書き始めて、この一ヶ月はほとんど毎日書いているわけですけれど、ただ1日2時間話を進めてるだけではありません。
考えるのです。
三作書くのを一応の目安としても、おそらく書き終わるのは2年強後。
大学院に進学しても、学生の間に三作目が完成してしまう計算です。
取らぬ狸の皮算用ですけれど、はっきり言って、これから余程の大ショック*2でも受けない限り書き続けるでしょう。*3
そして、その中の一つを「使ってみないか」にして、万に一ついや、億に一つでも使われてしまうと、さぁ大変ってなもんですよ。*4


何かというと、学生のままそういう世界に入ってしまうのが一番まずいと思っているのです。
小説家を目指そうとも、一度は必ず就職して、社会人になる必要があります。
どうしてかって、それは読み手の大半が社会人、またはその経験者なんですから。
小説家も学生も社会からみればごく一部の異常な階層でしょう。*5
これから長生きして書き続けるにしても、三十代まではいいですが、五十代、六十代になったとき、社会人を経験していない者が書いた話を、その同年代の人が読むのか、ということです。おそらく甘すぎて読まれないでしょう。


つまり、小説のためには就職するのは必要だが、進学は必要ではないというところに悩みの種の一つがあるのです。
小説書くための生活に入る前段階なわけですけれど、いつかは就職*6する、それを世間の波に乗って、今するのか、後に回すのかということ。
後に回せば、親の意に沿う*7ことになるが、就職には不利*8


……自分で書いておいてなんですが、大した悩みじゃないですね。


ここ最近でずいぶん変わってしまいました。
人生に背骨が通ってしまった感じです。
目的を知れば、後はそれに沿うのみ……でしょうかね。


とか、ノマしたついでに漏らしてみたり。

*1:親子仲が悪いというわけではありません。おそらく。

*2:仮に、書いていた紙がデスノートだったとか(笑)

*3:変な言い方ですが、体で分ります。根拠は言葉に出来ませんけれど、腑に落ちているのです。一種の悟りかもしれません。経験知であり、書き続けないと分らないものかと。

*4:実際は兆に一つでしょうが。ちなみにこのブログは間違って使われるまで続けますよ。

*5:そういう意味では最近、文学賞を最年少でとった方には注目。彼らはこれからどんな作品を発表するのでしょうか。

*6:本当にどこでも良いです。

*7:これが個人的に重い。

*8:入試に失敗→浪人が最悪パターン。この確率が高い。