たたかうものたち

疾風怒涛の研修会が終わりました。


今回の研修では3泊4日で、学生から就職先企業の考える社会人に変えようというものでした。
はっきり言って、実務経験ゼロのまま、学生から社会人に一気に変貌させるなど無茶もいいところです。
なので40名近い同期は日を追うごとに疲弊してゆきました。
一番つらかったのは2日目。
もともと、互いをよく知らない人たちが40人集まっても、単なる集まりでしかないわけです。
特定のテーマに対する議論の機会を与えられるのですが、批判することもなく、出てきた案をまとめて形にするだけでした。
当たり障りのない意見ばかりなので、全く深みのないものになります。
それを、ベテランの上司たちに厳しく指摘されまくり。



で、まあ、いろいろあったわけですが、わたしの所属した6人編成チームは良好な関係になりました。
「いろいろ」の中身は、議論で感じた不快感を本人を前に率直に伝えることであったりします。
なぜそういうことになったのかは話が非常に面倒なので割愛させていただきますが、そのおかげか、議論が議論らしくなりました。


面と向かって相手を批判するというのは、あまり機会がないことと思います。
知り合いなどの場合、どうしても気を遣ってしまい、ありがちな慰めで済ませてしまいます。
ですが、仕事においてはそうはいかないわけです。
仕事場に立つだけで賃金が支払われているのですから、たいして働かなければ首を切られます。
そしてお客様にとっては新人であれ、ベテランであれスタッフであることに変わりありません。
自らの所属する組織を良くするには、言うべきことは言う必要がある。
でないと、所属する他者も損をすることになります。


当たり前といえば当たり前の、ですが切実なことを教え込まれました。


それと、業務の内容のみを知識で問う考査が連日ありまして、試験勉強のためみんな寝不足です。
わたしも長くて4時間しか寝られませんでした。


そしてようやく本日の午後4時に終わり、それからグループメンバー6人で飲みへ。
手羽先で有名な山ちゃんです。
わたしは塾バイトでノマされまくった事情を話した上で、ウーロン茶のみに。
みんなで語り続けて4時間居座ってました。
率直に話をする仲となり、さまざまなことについて語っておりました。
ほぼ同じ経験を積んでゆくもの同士、同じ企業に所属する人同士でしか話せないこともあります。


同期というのは今までになかった関係ですが、わたしは幸運にも、良い人々にめぐり合えたようです。
人事課の上司が言うように、戦友というやつでしょう。


進捗状況
『PigeonBlood③』361枚


進んでません(爆)