夏祭りⅡ

今日は5時起き(爆)
長年使ったベッドをドナドナしてしまったので、実家に帰ると居間で寝ているんですよ。
母上の仕事が朝早いので、居間に明かりが灯るのも早い。
そこで起きてしまうわけです。
お祭りなので朝も早よから号砲が鳴ってます。


午前中は玄関掃除したり、洗濯物干したり。
家に帰っても家事してますよ(笑)
平日に働き、休日は祖父母の面倒を見ている父上には悪いし、妹はスロースターターだし。
それでも妹も(それなりに)するので、9時ぐらいには終わります。
それから二度寝(爆) やはり5時起きがたたった模様。
もそもそと起きたところに祭り囃子が聞こえてきましたよ。


昼食をとってから祭りを見に。
地元の祭りは7月最終週の土日と決められていて、日曜日には山車とおねりがあります。そのため、見物人が前日の比じゃない。

おねり【御練り・御練】
大名や祭礼の行列などが ゆっくり進むこと。また、その行列。


Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997

……というように、うちのおねりは(基本的に)高校生が仮装をして練り歩くわけですよ。
仮装といっても、歌舞伎役者のようなもの。
6月ごろにカツラ合わせを岡崎までしに行くことから始まります。
当日は早朝に近くの床屋へ髭剃りに行き、顔から首筋、そして手に至るまで白く塗って、専門の方に化粧されます。
そして厚い着物と重いカツラをつけるのです。
各町内で10人弱が男女の役に扮して、亀のごとくゆっくりと通りを歩くという……。
え……なんでそんなに知ってるかって?
高2の時にやったからです。しかも女形(爆)
……あのときは大変だった(遠い目)
当日は曇りで日差しは強くなかったのですが……カメラの人たちがね……。
何で通り道の壁になってカメラ構えるかな、進めないよ、しかも無断で何枚撮っt
あれで一生分の写真は撮られたね……。
もちろん、おねりの役はみんなそれぐらい撮られているんですけれど。
しかも着物の帯のところに、表は役名、裏は役者名を記した短冊つけるもんだから、どこの誰かすぐ分かる(爆) 田舎っておそろしい。
「あの子だれ?」「ああ、あれは○○町の△△さんとこの子だ」……ガクガクブルブル
その上、中学時代の同級生に盗撮されてたし(爆)
……まあ、何事も経験ってことで。
良かったのは、はっぴ姿の怖そうなお兄さんたちがやけに優しく気遣ってくれることかな(笑)
絶えず飲み物持ってきてくれるので、喉は渇きはしなかった。
……ああ、もちろんストローですよ。口紅つけてるからね。


とまあ、色々ありましたが、このおねりも少子化の影響をもろに受けてます。
歌舞伎と同様、役者は男性のみだったんですが、ここ2、3年は女性も加わりました。
やけに綺麗だな、と名前を見ると女性だったり。
今年は、小学生のころに時々遊んでいた子が出てました。
小1かと思ってたら、もう高校生か……。わたしが就職活動してるはずだよ。
地元の祭りだと、こういうことがありますね。


夕食後は打ち上げ花火を見に川付近へ。
打ち上げ場所から近いので、音も光も間近で大迫力。
各町内単位で仕掛け花火があるのですが、わたしがいたところには、光るケロロ軍曹が(笑)
両親と共に行ったんですけれど、これが最後の機会やもしれません。
来年には就職しているでしょうし。
実家に帰ると、家族のことばかり考えます。
親もわたしも、いつまで生きていられるか分かりません。
一緒の時間を過ごすことが何より大事と思いますが……親孝行って難しい。


進捗状況
『PigeonBlood②』393枚


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